校長先生着任挨拶

同窓会の皆様、今年4月に着任いたしました校長の羽佐田透一です。

皆様には、日頃から本校の教育活動に御理解と御支援をいただいておりますことに厚くお礼申し上げます。

私は、4年前まで9年間安城市内の高校に勤務しておりましたので、安城に「戻って来た」という感覚で、強い「ご縁」を感じております。私のモットーは、「明るく元気一生懸命に」です。生徒、職員と共に明るく活気ある学校づくり努めてまいりたいと考えています。

さて、最近の学校の話題ですが、新型コロナウイルス感染症の影響で1か月半遅れで1学期が始まり、18日間の短い夏休みの後、8月24日から2学期を迎えております。一旦6月から9月に延期した文化祭・体育大会は中止し、10月下旬に文化部発表と球技大会を行う予定です。

コロナ禍で様々な制限を受ける中で、生徒たちは部活動でも頑張っております。野球部が夏の大会でライバル校を延長12回サヨナラ勝ちで破りました。その試合での双子のバッテリーの活躍が新聞記事になりました。それ以外の部も、県総合体育大会の代替地区大会や県新人体育大会予選会などで活躍しています。また、男子バスケットボール部員8人が家出の児童を保護して、安城警察署長から感謝状を受けて新聞に載りました。コロナ禍に負けずに生徒たちは「きっとできる できるまでやる」をスローガンに、「明るく元気一生懸命に」頑張っています。

次に、創立100周年記念事業についてです。11月6日に予定されていました記念式典・講演会は来年度に延期となりました。しかし、プレイベントとして10月20日におとうふ工房いしかわ社長の石川伸氏(本校33回生)を講師として講演会を開催予定です。会社と生活文化科の生徒との商品開発も進行中です。現3年生に向けた記念行事を開催していただけることに感謝いたしております。

さらに、ICT教育環境整備や自転車置き場の修繕、部活動の施設修繕や備品購入等の支援を計画していただいていることにも厚くお礼申し上げます。

生徒たちが充実した環境の中で笑顔で高校生活を送り、同窓会に感謝をし、本校に誇りを持ちます。そして、卒業後は同窓会員として後輩を支援する側に回ります。そんな好循環をつくっていけたら理想的だと思います。

同窓会は、学校にとって最大のサポーターであると考えています。「チーム安高」として共に、生徒たちの充実した高校生活やその成長を支えていただけたら幸いに存じます。

今後とも深い御理解と強力な御支援をよろしくお願いいたします。